初めましての方は初めまして,そうでないかたも初めまして. この三月まで豊橋技術科学大学という愛知県の端っこにある高専生にはおなじみの大学で大学院生をやってました川上です. この度,四月から新卒で東京の会社に就職することになり,その関係で豊橋から東京に引っ越して来ました. そして,転入届を提出しましたので,本日から東京都民です. 自分が引っ越した時に少し面倒だった点などあったので,とりあえず,まとめておけば後輩とか役に立ったりするんじゃない?というお気持ちで適当にまとめて行きたいと思います.

また,今回書いてある内容は,豊橋に限定した内容と,自分の不手際が含まれていますので,後輩の方はこうはならないようにした方が良いです.

家探し

まずは,家探しです. 引っ越しをするには引っ越し先が必要です. 自分は仲介業者に雑な条件で会社に近い家を探して貰いました. Web上に様々な不動産検索サービスがありますが,実際に不動産屋に行って物件を探す場合は基本的に何処に行っても同じです, 不動産仲介業者には,仲介業者のみが使える物件検索サービスがありそのデータベースを使用して各社物件を薦めてきます. なので,基本的に大手の不動産仲介業者を使用して探す場合は,仲介手数料が安い所を使えば良いと思います. 大手でない場合は,地元の住宅に何らかのコネなどあるかもしれないので,その当たりは使ってないのでよく分からないです. また,人との対面が嫌な人はiettyなどのサービスを使ってみてもいいかもしれません.

ですが,自分は自分で探したりするのから面倒だったので,適当な条件で業者に丸投げしました. 実際に希望した条件は以下の通りです.

  • 新宿まで自転車で行ける距離(人混みが苦手なので,電車に極力乗りたくない)
  • 駐輪場がある(自転車通勤をしたいため)
  • 風呂トイレ別(大学生活をしていた家が風呂トイレ一緒で辛かったため)
  • 20年以内(阪神淡路大震災以降の建築基準法が新しくなってからがよかった)
  • 家賃は9万円以下(手取りの1/3くらいが家賃の相場らしいので,このあたりが限界)

こんな感じの条件を事前に伝えて1月の下旬に仲介業者の会社に向かいました. とりあえず,事前に伝えていたので,現地に着くなり物件の紹介をして貰いました. まぁ,やっぱり,最初に出してくる物件はそこまで良いのはないです. ということで,後は仲介業者向けの検索サービスを使用して一緒にいい感じの物件を探しました. とそんなこんなで,探していると良さげな物件はそこそこ見つかるのですが,やはり,1月の下旬という時期だからでしょう,多くの良い物件は基本的に既に交渉が始まってる段階で,良い物件はなかなか見つかりません. そこはもう,気長に条件の合う物件を順次眺めて行きました. そして,2件の候補が見つかり,結局その片方に決めました. まぁ,まるで情報の無い段落ですが,ようは,仲介業者に丸投げしました. 調べている間に,横で別の方の家探しが始まり,横の人の家探しが面白くて自分の家探しに集中してませんでした.

となまぁ,家探しはとりあえず,仲介業者に行けば,なんとか見つかります. 個々で得た教訓としましては,1月の下旬に家探しなどやるべきではないという事ですね. では,もう少し前に家探ししろということなのかというとそれはお金とご相談下さいといった感じです. 基本的に検索などに出てくる物件は即入居可の物件が多いので,早めに物件を探して決めてしまうと,早めに入居する必要があり,その分の家賃が多めにかかってしまいます. 自分は貧乏人なので,早めに物件を探すという決断は出来ませんでした. あと,これは豊橋技術科学大学の修了に関する日程なのですが,1月の下旬に修士論文予備審査があり,予備審査が終わるまで,修了できるか正直自分的に自信が無かったので,終わってから行動しようと思っていたのもあります. あ,これは引っ越しとは関係のない話なのですが,修論予備審査の日程などは,基本的に教員の日程を抑えるために春には決まってるはずなので,ちゃんと事前に日程を考えたい人は,指導教員に日程を問い詰めると良いと思います.

引っ越し

家が決まったらいよいよ引っ越し準備です. 頑張って引っ越して行きましょう.

業者選び

引っ越しで家探しの次に大事なのが,引っ越し業者選びです. 特に引っ越し業者は3月に引っ越しと知るやいなや足下をふっかけてくるので厳しいです. 自分の話ではなく,友達の見積もりですが,アートやサカイですと,豊橋から東京で15万円くらいを提示してきます. 頑張って値切ると11万円くらいまで落ちます. また,今年は,クロネコヤマトが単身パックの取り扱いを停止していたので,余計に足下をみてきていた感があります,

自分は,今回はもう一つの単身パックをやっている日通を利用しました. 日通の単身パックは,SサイズとLサイズの2種類のコンテナを選択し,そのコンテナに積めるだけ,荷物を送れるサービスです. 自分は,Lサイズのコンテナを1つと,自転車の輸送,梱包材の手配をお願いしました. それにより,合計金額は4万5,000円弱になりました. 自分で梱包したりする必要はありますが,他の引っ越し業者を使う半分以下の値段に抑えることが出来ました.

また,日通の単身パックは単身パックで少し問題があります. この単身パックはSサイズのコンテナかLサイズのコンテナかで値段が決まっています. しかし,この単身パックの申し込みWebページでは,SサイズやLサイズを選択することが出来ません. ではどのように決定するのかと言うと,自分の家具などの情報を選択していき,その量に応じて自動的にSサイズかLサイズか,また,コンテナはいくつかなどが決定されます. そして,明細のどの部分を見ても,結局,どのようなプランを選択されてこのような値段になったのかを確認することが出来ません. この点には注意が必要です. 自分のプランの詳細を知りたい方は,Webページの申し込みの後に,日通の単身パックの担当の方から電話がかかってくるので,その電話越しにプランの詳細を聞くしかありません. なぜ,エビデンスを作りたくないのかよく分からないですね. これらの問題を差し引いても,単身パックは他のサービスよりも安くすむので,お金のない学生にはおすすめのプランです.

日程決め

引っ越しを行うには,引っ越しの日程を決める必要があります. 日通の単身パックでは,Webページからの申し込み時に自分の地位から発送可能な日程を確認して決めることが出来ます. しかし,自分がWebページから申し込みした段階で引っ越しの日程の空きが殆どなく,ほぼ一択のような状態でした. 自分は日通の単身パックに1月の31日に申し込んだのですが,3月の空き日程は頭の一週間のみでした. 自分は3月の頭の一週間に,学会に行く予定があったので,3月1日に荷物を受け渡し,そこから学会で長崎に向い,3月6日に荷物の受け取りをしました. 正直,めちゃくちゃしんどかったので,この日程は誰にもおすすめしません. 荷物の受け取りが学会の翌日じゃなければ,長崎で後泊して,美味しい物を食べて帰ってきたかったです.

おそらく今年は,クロネコヤマトが単身パックをやってなかった影響で,めちゃくちゃ日程が埋まるのが早かった可能性はありますが,みなさん,引っ越し先の住居が決まったら,すぐ引っ越し業者を予約しましょう. 先の日程なんて分からない!と思ってしまうかもしれませんが,先に引っ越しの日程を入れて,先の日程を組みましょう. 引っ越しの日程決めがギリギリになればなるほど,業者選びは難しく,値段も上がって行きます.

部屋の退去ゴミ出し

部屋の退去には,部屋を片付けて,綺麗にする必要があります. 豊橋のゴミ捨ては,色々と面倒です. 布ゴミやら埋めるゴミやらは,基本的に2ヶ月に1回しかありません. 正直,引っ越しの準備をしだしてから,捨てるのは不可能です. 後は,粗大ゴミの回収やらは結構お金がかかります. 机やベッド,マットレスなどは1個あたり1,000円です.

なので,基本的に,ゴミ出しでゴミを捨てようという考えは諦めた方が良いです. 個人的におすすめするのは,同時に引っ越す友達と,レンタカーでトラックを借りることです. 自分たちはジャパンレンタカーでトラックを半日借りました. 半日借りて,保険込みで6000円ですので,複数人で割れば千円ちょいとかでゴミを捨てることが出来ます. 基本的に弊学は殆どの学生が大学院に行くので,だいたい前からの友達と同時に卒業することになります. つまり,同時に引っ越します. なので,引っ越す人を複数人集めて,レンタカーを借りて,捨てるゴミをトラックに載せて,資源センターまで運ぶのをおすすめします. 豊橋の資源センターに持ち込めは回収料金などはかかりません. また,雑誌や書籍などは,資源センターの隣にあるリサイクルセンター的なので,回収して貰えます. とりあえず,トラックに載せるだけ載せて,資源センターと各自の家を往復しましょう.

持つべき物は友達です. ちなみに自分は最高の後輩が居たので,最高でした.

行政関係

引っ越しには行政の手続きも必要です. 主に,必要なのは,転出・転入届です. 転出届は,住民票のある自治体で提出する必要があります. 自分はこれが面倒でした. 自分は豊橋技術科学大学に入学する時に面倒がってしまい,住民票を豊橋に移してはいませんでした. これは,つまり,転出届を実家の方に出しに行かなければならないという事です. なので,自分は引っ越し手続きを行うために,実家にいったん帰ってから,東京に行くという一手間が発生しました. みなさん,大学に入学する時に住民票は移した方が良いです.

転入手続きまわりは比較的スムーズに出来ました. とりあえず,今回は以下の流れで行いました.

  1. 転入届を出す
  2. 住民票の写しを発行する
  3. 住民票の写しを使って免許証の住所を更新する
  4. 新しい住所の記入された免許証を使って手続きをしまくる

免許証の住所の更新だけやっておけば,免許証を見せればなんとかなるので,大変便利です.

まとめ

ということで,豊橋から東京に引っ越しました. 東京で適当に行ける範囲なら適当にふらっと行くので,東京の方はご飯など誘って下さい. 主に,4月の初任給が出るまでに誘って頂いた方は,一生感謝します. これからは東京近辺のイベントなどにも適当に参加するので,見かけた方はよろしくお願いします.

とりあえず,長々と書きましたが,以下の事を言いたかっただけです.

  • 家探しはお早めに
  • 豊橋に住み始める段階で住民票を豊橋に移す
  • 引っ越し業者の手配は1月中に
  • ゴミ捨ては友達と一緒にトラックを借りる
  • 免許証の住所の更新を最速でやるのが吉

あ,引っ越しエントリを書いたらとりあえず,引っ越し先で欲しい物リストを張るのが伝統らしいので,ここから誰か何か送ってくれてもいいんですよ.