2025年は環境の変化もあり、観た映画が少なめだった。 50本は見れてないかなぁという感じ。 なので、とりあえず、良かった映画を5本紹介して、今年のまとめとしたい。

映画紹介

羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来

師匠であるムゲンとともに小さな村で穏やかな日々を過ごしていたシャオヘイだったが、ある時、とある会館への襲撃事件が、長きにわたって保たれていた妖精の世界の平和を脅かす。妖精会館からの任務によってシャオヘイとムゲンは引き離され、2人の運命は大きく揺らぎ始める。次々と現れる脅威に立ち向かう中、シャオヘイは姉弟子ルーイエとともに真実を求めて新たな冒険へと旅立つ。やがて思いもよらない敵を前にしたシャオヘイは、大きな決断を迫られる。 羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来 : 作品情報・声優・キャスト・あらすじ - 映画.com

前作の羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来から2年後の世界、 前作も最高だったのだが今作は前作を越えて、素晴しいアクションとキャラクタで見応えのある映画。 今作は無限様とシャオヘイの修行シーンから初まるのだが、前作での「本当に才能があった」というセリフの通り、シャオヘイはわずか2年で並の妖精では相手にならない程の能力を手に入れる過程がしっかり描かれているので、後半のアクションにも効いてきて、強くなったなぁと謎の感慨深さも出てくる。

人間の世界が発展していくなかで、狭くなっていく妖精の世界とその両者の不満の突端の鍔競り合い。 策略の一部に巻き込まれる無限様。 姫を助けるために、動く弟子のシャオヘイとルーイエ。 と、いうストーリーはいったん置いておいて、2025年で最も素晴らしいアニメーションのアクション映画です。 激しいエフェクトがあるわけではないが、キャラクタががしがしと動いて、カートゥーンのヌルヌルさに、宮崎駿のアクションセンスを足して割らなかったような絵が見れます。 今一番良いアニメを観たければ是非!!!

また、今作は無限様がちょっと実力を見せてくれますが、前作では妖精相手なのでちょっと、手加減してたんだなぁというのが分かるレベルになっています。 かっこいい無限様が見たい人はぜひ!!!!

ワン・バトル・アフター・アナザー

かつては世を騒がせた革命家だったが、いまは平凡で冴えない日々を過ごすボブ。そんな彼の大切なひとり娘ウィラが、とある理由から命を狙われることとなってしまう。娘を守るため、次から次へと現れる刺客たちとの戦いに身を投じるボブだが、無慈悲な軍人のロックジョーが異常な執着心でウィラを狙い、父娘を追い詰めていく。 ワン・バトル・アフター・アナザー : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com

革命という熱によって、人生がぐるぐるしてしまった親子と、革命家に恋した変態の鬼ごっこという、はたから見ると、勝手にやっといてくれというしょうもない鬼ごっこなんだけど、これがまぁ、ずっとテンポが良くて面白い。 酒浸りになってしまった元伝説のテロリストも今や見る影もないのだが、変態側は昇進して力を付けており、過去の過ちを亡き者にしようと全力をそそいでくる。 このドタバタコメディが最高で、ひさびさに映画の時間が上映時間の半分くらいに感じられた。

今作で大事になっているアイテムとしてスマートフォンがある。 元伝説のテロリストは追跡を警戒するあまり、何年も携帯電話には触れずに生きてきた。 そのため、娘にもスマートフォンなどを持たせないという徹底で、その結果、時代に追い付けない酒浸りのおじさんになってしまった。 ネタバレにはなってしまうのだが、最後のシーンでスマートフォンを片手に駄目なおじさんをやっているシーンは謎の感動を覚えてしまった。

テロとかイデオロギーとかどうでも良い、ただただ、観て楽しい映画だったので、なんか難しそうだな?とか思わずに観て欲しい。

F1

かつて世界にその名をとどろかせた伝説的なカリスマF1(R)ドライバーのソニーは、最下位に沈むF1(R)チーム「エイペックス」の代表であり、かつてのチームメイトでもあるルーベンの誘いを受け、現役復帰を果たす。常識破りなソニーの振る舞いに、チームメイトである新人ドライバーのジョシュアやチームメンバーは困惑し、たびたび衝突を繰り返すが、次第にソニーの圧倒的な才能と実力に導かれていく。ソニーはチームとともに過酷な試練を乗り越え、並み居る強敵を相手に命懸けで頂点を目指していく。 映画「F1(R) エフワン」 : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com<

ただただ、主人公がかっこいい映画です!!! そらもう、最強の老兵ってみんな好きですよね!!!!

F1に1度失敗した主人公はそれでも、車はちゃんと好きで、様々なレースに出ては優勝しては去っていくという、流しのレーサーを続けている。 その中で、出会ったF1に復帰するタイミング。 自動車レースを知り尽して、黒子に徹して、チームとして勝利を掴もうとしているのだが、もう一人の主人公の若者にはそれが、自分が必要とされないようにも見えてきて、という感じで、人間ドラマとしても優秀。

とはいえ、主人公がかっこいいしレースシーンもかっこいいし最高です。 俺もサーキットでランニングしてみたい。

MICKEY 17

失敗だらけの人生を送ってきた男ミッキーは、何度でも生まれ変われる“夢の仕事”で一発逆転を狙おうと、契約書をよく読まずにサインしてしまう。しかしその内容は、身勝手な権力者たちの命令に従って危険な任務を遂行し、ひたすら死んでは生き返ることを繰り返す過酷なものだった。文字通りの使い捨てワーカーとして搾取され続ける日々を送るミッキーだったが、ある日手違いによりミッキーの前に彼自身のコピーが同時に現れたことから、彼は反撃に出る。 ミッキー17 : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com

これも、ただただ、観て楽しい映画。 下品な風の谷のナウシカだと思ってもらえればだいたい良い。

裕福な人類が新天地を目指して宇宙に旅立ったタイミングで、逃げるようにモルモットとしてその旅に参加したミッキーの受難と、ドタバタコメディと、原住民と侵略者の問題が絡まった、風刺作品、であるのかもしれないが、下ネタコメディなので、笑いながら見ると良い。

劇中に巨大なクマムシが出てるのだが、このクマムシが最初は気持ち悪いなぁという感じなのだが、どんどん、どんどん、可愛くなってくる。 このクマムシの人形があったら欲しい。

サンセット・サンライズ

新型コロナウイルスのパンデミックにより世界中がロックダウンや活動自粛に追い込まれた2020年。東京の大企業に勤める釣り好きの西尾晋作はリモートワークをきっかけに、南三陸に見つけた4LDKで家賃6万円の物件に“お試し移住”することに。仕事の合間には海に通って釣り三昧の日々を過ごす晋作だったが、地元住民たちはよそ者の彼のことが気になって仕方ない。晋作は一癖も二癖もある住民たちの距離感ゼロの交流に戸惑いながらも、持ち前のポジティブな性格と行動力で次第に溶け込んでいくが……。 サンセット・サンライズ : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com

菅田将暉が、こいつ空気が読めないけど、良い奴なんだな!!ってのがめっちゃ分かる演技をしていて凄い良かった。 田舎の過疎問題と震災からの復興があるのだが、そんな事、この良い奴の前では、問題にはならない。 ちゃんと、人と喋ったり、コミュニケーションしたりするのが一番大事なんですよね。

当たり前の幸せの形じゃなくなって、それは幸せだし、べつに他人に理解なんてされなくたって良い。

兄を持ち運べるサイズに

ある日、理子のもとに警察から電話が入る。それは、何年も会っていない兄が死んだという知らせだった。発見したのは、兄と暮らしていた息子の良一だという。「早く、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう」。そう考えた理子は東北へ向かい、警察署で7年ぶりに兄の元妻・加奈子と、その娘・満里奈と再会する。兄たちが住んでいたゴミ屋敷と化したアパートを片づけていた3人は、壁に貼られた家族写真を見つける。そこには、子ども時代の兄と理子が写ったものや、兄と加奈子、満里奈、良一という、兄が築いた家庭の写真などがあった。同じように迷惑をかけられたはずの加奈子は、兄の後始末をしながら悪口を言い続ける理子に、「もしかしたら、理子ちゃんには、あの人の知らないところがあるのかな」と言う。これをきっかけに、理子たちはそれぞれに家族を見つめ直すことになる。 兄を持ち運べるサイズに : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com

おそらく、今年観た映画のなかで一番泣いた映画だった。

冒頭に出てくる「支えであり、呪縛ではない」という文が本当にそのままで、そこに主人公が気付くまでのお話。

明るくていい加減な兄と、その兄が苦手な妹の話で、妹目線だと兄は変なやつ。 でも、はたから見ると妹の方が変な人で、兄はよくいるちゃらんぽらんという感じ。 なので、妹は自分を常識人だと思って自分の目線が当たり前だと強く思っているが、その目線が崩れて自分の中でも兄への誤解が解けていく、という流れが凄い美しい。

ネタバレにはなるが、図書館のシーンの後から自分はもう涙が止らなくて、エンディングまでぼろぼろ泣いてた。

まとめ

今年はあまり映画を見れてなかったので、来年はもうちょっと観たい。 「兄を持ち運べるサイズに」は是非観て欲しい。